肩こり・五十肩の原因
肩こりの原因
りくとれの考える肩こりの原因は、脇・背中・胸・おなかといった胴体部分が、固まってしまっているために起こると考えています。
仕組みは下の写真と説明をご覧ください。
肩こりの仕組み
@片手を横に出す。
A手を出した側のTシャツの端を持ち、強めに下(緑矢印の方向)へ引っ張る。
B横に出した手を徐々に挙げていく。(赤矢印方向)
Cそうすると、首から方にかけて力みが入る。
D首や肩が疲れる。
Tシャツを引っ張ったまま、手を動かしていくと肩や首の付け根が疲れますよね。これが、肩こりの仕組みです。
Tシャツを引っ張るのは、胴体が固まってしまっていて、手につながっている筋肉が伸びていかない事を表現しています。
五十肩の原因
五十肩の原因も、この肩こりの原因とほぼ同じであると考えていますが、さらに肩甲骨の動きに余裕があるかないかという事が、肩こりで終わるか、五十肩になるかの違いだと考えています。
五十肩の場合は、姿勢の悪さと大いに関係があります。
姿勢が悪いと、肩が前に入りすぎたり、引けすぎてしまった位置で固まってしまいます。それは、肩甲骨が本来の位置とは違う不自然な位置で固まってしまっているということです。
肩甲骨が不自然な位置で固まったまま、日常の動きを40年から50年繰り返してきた事で、肩の関節や筋肉に過度の負荷がかかりすぎて起こると考えています。
肩こり・五十肩の対策
・単純な肩こりに対しては、脇をよく伸ばしていきます。
・五十肩に対しては、姿勢の改善をしながら、肩甲骨の自由度を上げていく事に専念します。特に、背骨の歪みを改善するための対策を徹底的に行います。
りくとれで行う実際のステップとして、
- ステップ1
- 肩に痛みが出ないように脇の縮みを緩める。
- ステップ2
- 胴体をやさしく動かし、肩甲骨が動くためのに遊びを作る。
- ステップ3
- 背骨のS字をサポートしながら、肩甲骨を動かす。
ゆっくり時間をかけながら、姿勢の改善をし、胴体部分が固まらないような体作りを行うことで、肩こりが二度と出ない体にしていきます。